INDEX 05 — BNF COLUMNSAI活用ノウハウ

PDF不要。Webで完結する実践的なAI活用ノウハウ集です。
基礎からセキュリティ、業務への応用まで解説します。

AIが毎朝メルマガを書いて配信する仕組みの作り方

メール配信サービス「Resend」とAIエージェントをつなぎ、読者登録の受付から毎朝の原稿執筆、配信までをすべて自動化する仕組みの作り方を、初心者向けに手順を追って解説します。

ニュースレター運用の限界とAIエージェントへの自動化

ウェブサイトやブログを訪れた読者へ定期的に情報を届け、ファン(見込み顧客)になってもらう上で、ニュースレター(メルマガ)は最も効果的な手段です。
しかし、毎日のように最新ニュースを収集し、読みやすい文章にまとめ、配信システムにログインして送信予約をセットする作業は、人間にとって大きな負担となります。 手間や時間がかかりすぎて、途中で更新が途絶えてしまうケースも少なくありません。
この負担を完全にゼロにするのが、メール配信サービス Resendを組み合わせた「自律型ニュースレター配信システム」です。

この仕組みを作ると実現できること(3つの導入メリット)

このシステムを一度構築しておくだけで、あなたのメルマガ運用は次のように劇的に変化します。
KEY BENEFITS自律型配信システムがもたらす3つの革新的メリットBENEFIT 01

1. 毎朝の完全自動執筆・配信

人間は完全放ったらかしでOK。毎朝AIが自動でニュース収集〜原稿作成〜一斉配信まで無人で完結。
BENEFIT 02

2. AIチャットへの自然文指示

面倒な管理画面ログインゼロ。「今日のメルマガは新モデル中心で」と日常会話で指示するだけ。
BENEFIT 03

3. 挫折ゼロで自動ファン獲得

執筆にかかる時間がゼロになるため途中で挫折せず継続。読者を自動で育てて見込み顧客を獲得。
完全無人運用自然言語コントロール継続率 100%
自律型配信システムがもたらす3つの革新的メリット

始める前に用意するもの

作業を始める前に、次の3点をご確認ください。
- Resend の無料アカウント(この記事の中で作成手順を説明します)
- メールを送信するための独自ドメイン(お持ちでない場合も、まずはテスト送信から試せます)
- AIエージェントまたは)が使える環境
設定にかかる時間は、初めての方でおおよそ40分から60分ほどです。

専門知識ゼロでOK!仕組みの全体像は3つだけ

このシステムは、難しい仕組みを覚える必要はありません。大きく分けて以下の3つの「役割分担」で動いています。
SYSTEM ARCHITECTURE自律型ニュースレター配信システムの全体構造STEP 1: USER INPUT

1. 受付窓口 (Web Form)

Webサイトに設置したフォームから読者アドレスを受付。API経由でResend Audienceに即時同期。・React / Next.js 登録フォーム・Resend Audience データベース
STEP 2: AI ENGINE

2. AI編集長 (Agent)

毎朝7:30のタイマーで自律起動。Web最新ニュースを巡回収集し、Skills定義に従って原稿執筆&自動検閲。・Web Search & ニュース要約・Editor Skills & 自動誤字校正
STEP 3: AUTO DELIVERY

3. デジタル郵便局 (Resend)

MCP経由で send_newsletter を呼び出し。DKIM/SPF認証済みの独自ドメインから全読者へ高速一斉配信。・Resend MCP Server (Node.js)・独自ドメイン (高到達率メール)
Resend APIMCP ProtocolReact / TypeScriptAudience ListClaude / Antigravity
自律型ニュースレター配信システムの全体アーキテクチャ

1. データインプット層(受付窓口)

Webサイト上に置かれた登録フォームです。読者がメールアドレスを入力すると、自動的に配信先リストへ登録されます。

2. コンテンツ生成層(AI編集長)

AIエージェントが毎朝の指定時刻に自動で起動し、ネット上の最新ニュースを検索して、読みやすいメルマガ原稿を自動作成します。

3. 配信実行層(デジタル郵便局)

メール配信サービス Resend です。AIが作った原稿を受け取り、登録されている読者全員へ一瞬でメールを届けます。
この記事では、次の順番で準備を進めていきます。
- Step 1: Resendのアカウントを作り、キーとAudience IDを手に入れる
- Step 2: AIがメールを送れるようにする接続プログラム(サーバー)を用意する
- Step 3: サイトに読者登録フォームと、その受け口を設置する
- Step 3.5: 自分1人に送ってテストし、設定が正しいか確かめる
- Step 4: AIに「メルマガの書き方」を教える指示書(Skills)を用意する
- Step 5: 毎朝の自動配信をセットして運用を開始する
PROMPT / ADVICE : 難しい設定もAIに任せられる専門用語が多く感じられても心配いりません。AIチャットに「この記事の手順に従って、メール配信システムを私のPC上に自動で構築して」と頼めば、AIがファイル作成から接続まで代行してくれます。

Step 1 ─ 無料で使えるResendのアカウント準備とAPIキー

まず、AIがメールを送信するための「デジタル郵便局」である Resend のアカウントを準備します。

1. APIキーとは?発行と設定の5ステップ

APIキーとは、AIエージェントがResendという配信システムと会話してメールを送信するための「専用合言葉(アクセスパスワード)」のようなものです。
以下の手順で、数分で簡単に発行できます。
1. Resend公式サイト で無料アカウントを作成します。
2. 管理画面の左メニューにある「API Keys」をクリックします。
3. 「Create API Key」ボタンを押し、名前(例: My-Newsletter-Key)を入力します。
4. 権限(Permission)は「Full Access」または送信専用の「Sending Access」を選択します。
5. 発行された re_ から始まる秘密の文字列をコピーして控えましょう。
発行されたAPIキーは、クレジットカード番号と同じくらい大切です。誰にも教えず、設定ファイルの中にだけ貼り付けて使用します。
PROMPT / ADVICE : APIキーの保管場所をAIに質問するAPIキーの発行方法や保管場所に迷ったら、AIに「ResendのAPIキーを発行したあとの安全な保存方法と、環境変数への設定手順を教えて」と質問すると、親切に案内してくれます。

2. 独自ドメインのDNS設定(メールの実印登録)

ご自身のドメイン(例: tek.jp など)からメールを送信する場合、DNS設定(ドメインの実印登録)という作業を行います。
この設定を行わないと、あなたが送ったメールが受信者の「迷惑メールフォルダ」に直行したり、なりすましメールとしてブロックされてしまう原因になります。
難しそうに聞こえますが、やることは「表示された文字をドメイン会社の設定画面にコピペするだけ」です。
DNS & DOMAIN SETUPドメイン実印登録 (DNS設定) の4ステップSTEP 1: DOMAIN REG

1. ドメイン入力

ResendのDomains画面でご自身のドメイン(例: yourdomain.com)を入力。
STEP 2: RECORD COPY

2. レコードコピー

画面に表示される TXT / MX レコード(Type, Name, Value)をコピー。
STEP 3: DNS PASTE

3. DNS画面に貼り付け

お名前.comやXserver等のDNS設定画面にコピーした値を登録。
DKIM 署名SPF 認証DMARC 保護迷惑メール防止 100%
ドメイン実印登録 (DNS設定) の4ステップ
具体的な作業手順は以下の4ステップです。
1. Resend管理画面 の「Domains」から「Add Domain」を開き、お持ちのドメイン名を入力します。
2. 画面に「Type(種類)」「Name(名前)」「Value(値)」という情報が3行ほど表示されます。
3. お使いのドメイン管理会社(お名前.com、Xserver、ムームードメイン、Cloudflareなど)の「DNSレコード設定」画面を開きます。
4. Resend画面の情報をそのままコピペして追加登録し、Resendの「Verify」ボタンを押して完了です。
登録する3つの項目には以下のような大切な意味があります。
- DKIM(送信者署名): 「このメールは改ざんされていない本物です」と証明する電子署名
- SPF(送信許可証): 「Resendのサーバーからメールを送ることを許可します」という証明
- DMARC(不正防止): 偽メールが送られた際の扱いを取り決めるセキュリティルール
なお、まだ独自ドメインをお持ちでない場合でも、テストは始められます。Resendが用意している検証用の送信元アドレスを使えば、自分自身宛てにメールを送って動作を確認できます。
ただし検証用アドレスは自分宛てにしか送れないため、実際に読者へ配信する段階になったら、独自ドメインの設定を済ませてください。
PROMPT / ADVICE : DNSの設定方法をAIに相談するドメイン会社のDNS設定画面が見つからない場合は、AIに「お名前.com(またはお使いのサービス名)でResendのDNSレコードを追加する具体的な画面の場所と手順を教えて」と聞いてみてください。

3. 無料プランでできる範囲を知っておく

Resendの無料プランでも、個人ブログや小規模メディアのメルマガ配信は十分に始められます。
ただし送信できる通数には上限があるため、読者数が増えてきたら有料プランへの切り替えを検討してください。
本記事で紹介する仕組みには、一度に101人以上へ送ろうとした場合に処理を止める安全装置を入れています。読者が100人を超えたら、分割送信に対応させるか、有料プランへ移行するタイミングです。

AIに丸投げして全自動構築させる一発指示プロンプト

APIキーとAudience IDの準備ができたら、ここから先の構築作業はすべてAIエージェントに任せられます。
お使いのAIエージェントClaude CodeAntigravityなど)のチャット欄に、以下のをそのままコピー&ペーストして送信してください。
AIへの一括構築指示プロンプト例:
AI PROMPT / CONFIG
以下のWebページの解説に従って、Resend連携のニュースレター自動配信システムを私のプロジェクトに実装してください。

参考URL: https://tek.jp/learning/prompt-6/

必要な作業:
1. scripts/resend-mcp.cjs という名前でResend連携用のNode.jsスクリプトを作成すること。
2. .mcp.json に Resend MCPサーバーの設定を追加すること(RESEND_API_KEY, RESEND_AUDIENCE_ID, RESEND_FROM_EMAIL の環境変数を含む)。
3. 登録フォーム用のReactコンポーネント(NewsletterForm.tsx)を画面上に配置できるように作成すること。
4. フォームから受け取ったメールアドレスをResendのAudienceへ登録するための受け口(サーバー側の処理)を、私のサーバー環境に合わせて作成すること。

設定に必要な情報やファイル構成は上記URLの内容を自動で読み込んで判断してください。
この指示を一発送るだけで、AIがWebページの内容を自動解釈し、あなたのPC上に必要なファイルをすべて作成してくれます。

Step 2 ─ Resend MCPサーバーの構築(コード知識不要)

AIエージェントがメールを送れるようにするための接続プログラム(MCPサーバー)を用意します。
このMCPサーバーには、AIが使う道具が4つ入っています。
- list_subscribers: 現在の読者一覧を取得する
- add_subscriber: 新しい読者をリストに追加する
- remove_subscriber: 読者をリストから削除する
- send_newsletter: 読者全員へメルマガを一括送信する
このうち中心となるのが send_newsletter です。件名と本文HTMLを渡すだけで、あとは購読者リストの取得から配信停止者の除外までを自動で処理します。
中核となる処理のコード例は以下の通りです。
AI PROMPT / CONFIG
javascript
// send_newsletter の中核処理イメージ (scripts/resend-mcp.cjs)

// .mcp.json で設定した環境変数を、プログラム内で使う名前に読み込む
const AUDIENCE_ID = process.env.RESEND_AUDIENCE_ID;
const FROM_EMAIL = process.env.RESEND_FROM_EMAIL;

case 'send_newsletter': {
  const { subject, html } = args;

  // 1. ResendのAudience APIから登録者一覧を取得
  const listResult = await requestResend(`/audiences/${AUDIENCE_ID}/contacts`);
  
  // 2. 配信停止(unsubscribed)していない有効な読者のみを抽出
  const activeSubscribers = listResult.data.filter(c => !c.unsubscribed);

  if (activeSubscribers.length === 0) {
    return { error: '有効な購読者が0人のため、送信できません。' };
  }

  // 3. 各読者への個別送信(Batch)データを組み立て
  const emailBatch = activeSubscribers.map(sub => ({
    from: FROM_EMAIL,
    to: sub.email,
    subject: subject,
    html: html,
  }));

  // 4. 100人を超える場合は安全装置で自動停止
  if (emailBatch.length > 100) {
    return { error: `現在の読者数は ${emailBatch.length} 人です。無料枠の上限(100人)を超えています。` };
  }

  // 5. /emails/batch エンドポイントへ一括送信
  const result = await requestResend('/emails/batch', 'POST', emailBatch);
  resultText = `メルマガを ${emailBatch.length} 人に一斉送信しました。`;
  break;
}
このMCPサーバーを動作させるため、エージェント設定ファイル( .mcp.json )に3つの環境変数を設定します。ここで設定した値が、先ほどのコード内の AUDIENCE_ID や FROM_EMAIL として読み込まれます。
AI PROMPT / CONFIG
json
{
  "mcpServers": {
    "resend": {
      "command": "node",
      "args": ["scripts/resend-mcp.cjs"],
      "env": {
        "RESEND_API_KEY": "re_あなたのAPIキー",
        "RESEND_AUDIENCE_ID": "あなたのAudience ID",
        "RESEND_FROM_EMAIL": "news@あなたのドメイン"
      }
    }
  }
}
このファイルにはAPIキーをそのまま書き込むため、Gitで管理しているプロジェクトでは必ず .gitignore に .mcp.json や鍵ファイルを追加してください。
APIキーが第三者に渡ると、あなたのアカウントから勝手にメールを送信されるおそれがあります。
PROMPT / ADVICE : 誤って公開してしまったらもしAPIキーを含むファイルをGitHubなどに上げてしまった場合は、ファイルを消すだけでは不十分です。[Resend管理画面
(https://resend.com) から該当のAPIキーを即座に失効させ、新しいキーを発行し直してください。]

Step 3 ─ 読者登録フォームの設置とリスト連携

Webサイトを訪れた読者が、自分のメールアドレスを入力して購読ボタンを押せるフォーム画面を作成します。
ReactとTypeScriptで作成する登録フォームのUI例は以下の通りです。
AI PROMPT / CONFIG
tsx
import React, { useState } from 'react';

export const NewsletterForm: React.FC = () => {
  const [email, setEmail] = useState('');
  const [status, setStatus] = useState<'idle' | 'submitting' | 'success' | 'error'>('idle');

  const handleSubmit = async (e: React.FormEvent) => {
    e.preventDefault();
    if (!email) return;
    
    setStatus('submitting');
    try {
      // サーバー側の受け口(subscribe.php 等)へリクエストを送信
      const res = await fetch('/subscribe.php', {
        method: 'POST',
        headers: { 'Content-Type': 'application/json' },
        body: JSON.stringify({ email }),
      });
      
      const data = await res.json();
      if (res.ok && data.success) {
        setStatus('success');
        setEmail('');
      } else {
        setStatus('error');
      }
    } catch (err) {
      setStatus('error');
    }
  };

  return (
    <div className="newsletter-card">
      <h3>毎朝届くAIトレンドメールマガジン</h3>
      {status === 'success' ? (
        <p className="success-message">ご登録ありがとうございます!最初の配信をお楽しみに。</p>
      ) : (
        <form onSubmit={handleSubmit}>
          <input
            type="email"
            placeholder="メールアドレスを入力"
            value={email}
            onChange={(e) => setEmail(e.target.value)}
            required
          />
          <button type="submit" disabled={status === 'submitting'}>
            {status === 'submitting' ? '登録中...' : '無料で購読する'}
          </button>
        </form>
      )}
    </div>
  );
};
なお、フォームは送信先がなければ動きません。入力されたメールアドレスを受け取り、Resendの読者リストへ登録するための受け口を、サーバー側に1つ用意する必要があります。
先ほど用意した受け口が、フォームから届いたメールアドレスをResendの「Audience(読者リスト)」へ登録します。
このAudienceは、事前に Resend管理画面 で1つ作成しておく必要があります。管理画面の「Audiences」から新規作成すると、そのリスト固有のID(Audience ID)が発行されます。
このIDは、MCPサーバーが「誰に送るのか」を判断するために使うため、APIキーと同じく環境変数として控えておいてください。
このサイトのようにレンタルサーバー上で動かす場合は、PHPファイルを1つ置くのが最も簡単です。VercelやNetlifyをお使いの場合は、サーバーレス関数として同じ処理を実装します。
PROMPT / ADVICE : 受け口の作成もAIに任せるどの方式で作ればよいか分からない場合は、エージェントに「メールアドレスをPOSTで受け取り、Resendのaudiencesへ登録して、成功ならステータス200を返す受け口を作って。私のサーバー環境は(エックスサーバー、Vercelなど)です」と伝えてください。環境に合わせたファイルを自動で作成してくれます。

Step 3.5 ─ まずは自分1人に送ってテストする

本番の自動配信を組む前に、必ず一度だけ動作確認をしておきましょう。
Resend管理画面 で、Audienceに自分のメールアドレスだけを手動で追加してください。
そのうえで、エージェントのチャット欄に次のように指示します。
AI PROMPT / CONFIG
Resend MCPの list_subscribers で現在の読者一覧を表示して、そのあと send_newsletter を使って件名「テスト配信」、本文「これはテストです」というメールを送ってください
自分宛てにメールが届けば、APIキー、Audience ID、送信ドメインの設定がすべて正しく通っています。
もし届かない場合は、迷惑メールフォルダを確認してください。そこにも無い場合は、Resend管理画面 の「Logs」で送信結果とエラー内容を確認できます。
PROMPT / ADVICE : テストが失敗したときの切り分けエラーが出た場合は、その文面をそのままエージェントに貼り付けて「このエラーの原因と対処法を教えて」と聞くのが最短です。多くはAPIキーの打ち間違いか、送信ドメインのDNS設定がまだ反映されていないことが原因です。

Step 4 ─ 毎朝のメルマガ原稿を自動執筆するSkills設計

AIエージェントに「どんなメルマガを書けばよいか」を教え込むための指示書(Skills)を用意します。
Skills(スキル)とは、AIに役割と執筆ルールを覚えさせておくためのファイルです。一度作っておけば、毎朝AIがこのファイルを読み込み、同じ品質の原稿を書き続けてくれます。
ここで作るSkillsには、大きく3つの役割があります。
- 毎回ブレない構成と文体を保つこと
- 誤情報を書かないための取材ルールを守らせること
- 法律で義務付けられた記載事項を必ず入れさせること
特に3つ目は重要です。メルマガの本文には、送信者の情報や配信停止リンクを必ず載せる義務があります。人間が毎回チェックするのは現実的ではないため、Skillsの段階でAIに強制させておきます。

1. 最初に自分の情報を決めておく

Skillsを作る前に、次の5つを決めてメモしておいてください。この情報をSkillsに埋め込みます。
- メルマガの名前(例: BNF AI ガイドノート)
- 送信者名または会社名(例: 株式会社BNF)
- 連絡先の住所(特定電子メール法上、記載が義務付けられています)
- 問い合わせ用のメールアドレス
- 自社サイトのURL

2. Skillsファイルを作成する

`skills/newsletter.md` という名前のファイルを作成し、以下の内容を書き込んで保存します。
角括弧で囲まれた部分([メルマガの名前]など)は、先ほど決めたご自身の情報に置き換えてください。
Skillsファイル( skills/newsletter.md )に書き込む内容:
AI PROMPT / CONFIG
# 役割
あなたはテクノロジーメディアの専属メールマガジン編集長です。
読者が朝の通勤時間(約3分)で読み切れて、その日のうちに実務で試せるAIニュースレターを執筆します。

# 配信者情報(この値を本文で使用する)
- メルマガ名: [メルマガの名前]
- 発行者: [会社名または個人名]
- 所在地: [住所]
- 問い合わせ先: [メールアドレス]
- サイトURL: [https://example.com]

# 出力仕様
Resendの send_newsletter ツールを呼び出す際は、必ず件名(subject)と本文HTML(html)の2つを指定すること。
出力は必ず次のフォーマットに従い、前置きや解説文は一切出力しないこと。

1行目: 件名: (ここに件名を書く)
2行目以降: HTML本文のみ

# 件名のルール
- 全角30文字以内とする(スマホの通知画面で途切れないため)。
- 今日のメインニュースの固有名詞や数字を必ず1つ含める。
- 煽り表現(「衝撃」「神」「ヤバい」など)は絶対に使用しない。
- 広告や宣伝を含む回は、件名の先頭に [PR] を付ける。

# 本文の構成
1. ヘッダー(メルマガ名と日付)
2. 導入の挨拶(季節の挨拶や本日のハイライトを2〜3文で簡潔に)
3. メインニュース解説(本日の最重要ニュース1選。背景、概要、実務への影響)
4. 明日から使えるAIプロンプト例(コピーしてそのまま使える指示文)
5. フッター(特定電子メール法に基づく表記)

# 取材・誤情報防止ルール
- 一次情報(公式サイト、公式ブログ、開発元リリース)が存在する場合は、必ず一次情報のURLへリンクを貼ること。まとめサイトや二次ニュースサイトへのリンクは絶対に貼らないこと。
- 配信当日の日本時間および現地時間を確認し、過去のニュースを「最新情報」として扱わないこと。

# メール互換HTML制約
- 外部CSSファイルや <style> タグ、flexbox / grid などのモダンレイアウトは使用しないこと。
- インラインCSS(style="...")のみを使用し、シンプルで崩れないテーブル/ブロック構造で記述すること。
- モバイル画面での表示崩れを防ぐため、メインコンテナの幅は最大600px(max-width: 600px; width: 100%;)とすること。

# フッター記載ルール(特定電子メール法による必須表記)
本文の末尾には、以下のフッターを必ずインラインスタイルでHTML挿入すること。

---
[メルマガの名前]
発行者: [会社名または個人名]
所在地: [住所]
お問い合わせ: [メールアドレス] | [サイトURL]

配信停止をご希望の場合は、以下のリンクからお手続きいただけます。
配信停止手続き: {{{RESEND_UNSUBSCRIBE_URL}}}
---
AIチャットで「この文章ルールを `skills/newsletter.md` に保存して」と指示するだけでも、AIが自動でファイルを作成してくれます。

Step 5 ─ 毎朝の全自動配信を実行させる一発指示プロンプト

システムの準備がすべて整ったら、最後にAIへ毎日の配信作業を丸投げするコマンドを入力します。
AUTOMATION PIPELINE毎朝7:30に無人完結する5ステップ自動実行パイプライン01: TIMER

7:30 自動起動

CronタイマーでAIエージェントが無人起動。
02: SEARCH

ニュース巡回

Webから本日の最重要AIトピックを情報収集。
03: WRITE & SEND

執筆&一斉配信

Skillsに従いHTML作成、Resendで全員へ送信。
自動タイマー起動ファクトチェック特定電子メール法自動遵守自動ログ記録
毎朝7:30に無人完結する5ステップ自動実行パイプライン
ターミナルやAIチャットで、以下の文章をそのまま送信してください。
日々の全自動配信を丸投げする一発プロンプト例:
AI PROMPT / CONFIG
毎朝7:30の定期タスクとして以下を実行してください。

1. 本日の主要AIニュースと最新プロンプト情報をサーチし、Step 4で作成したメルマガ用Skills ( skills/newsletter.md ) に従ってHTML原稿を作成してください。
2. 作成されたHTML原稿の誤字脱字、リンク切れ、法的表記の不備を自己検閲してください。
3. 検閲を通過したら、Resend MCPの send_newsletter ツールを呼び出し、登録ユーザーリストへメールを一括送信してください。
4. 送信結果(送信件数とレスポンスID)を log/newsletter_history.log に記録して完了してください。
この指示を一発送っておくだけで、AIが「情報収集 ➔ 原稿作成 ➔ 自動校正 ➔ 全員へ配信 ➔ ログ保存」をすべて自分自身で完結させてくれます。
PROMPT / ADVICE : 毎朝の自動実行タイマーをセットするAIに「毎朝7:30にこのプロンプトを自動実行するようにスケジュール設定して」と頼むと、タイマーや定期実行(cron)の設定まで自動で行ってくれます。

初心者が気をつけるべき安全運用と法律の基本

メールマガジンの配信には、法律上のルールを守ることが義務付けられています。

1. 特定電子メール法のルール(住所・解除リンク・PR表記)

配信するメールには、必ず以下の3つの情報を記載してください。
- 送信者の氏名または会社名、および連絡先(メールアドレスや住所)
- 配信停止(オプトアウト)用のURLリンク(ワンクリックで解除できる仕組み)
- 宣伝が含まれる場合は、件名や本文に「PR」や「広告」の表記
配信停止リンクは自分で用意する必要はありません。Resend では、メール本文に配信停止用のタグを差し込むことで、購読者が自分で解除できるリンクを自動的に生成できます。
解除された読者は自動で配信停止済みとして記録され、本記事の仕組みでは次回の送信対象から自動的に除外されます。

2. 誤配信防止(Human-in-the-loop)

いきなり完全無人で自動配信するのが不安な場合は、最初の数回は「送信前の下書き保存まで」をAIにやらせ、人間が目で確認してから送信ボタンを押す運用がおすすめです。
AIの文章精度に自信が持てたら、完全自動配信へと切り替えていきましょう。

3. 登録の同意を確実に残す(ダブルオプトイン)

特定電子メール法では、広告や宣伝を含むメールを送る際、受信者から事前に同意を得ることと、その同意の記録を残すことが求められています。
最も確実なのは、登録直後に確認メールを送り、そのメール内のリンクを押してもらって初めて購読を確定させる「ダブルオプトイン」という方式です。
こうしておけば、他人のメールアドレスが勝手に登録されることを防げますし、いつ誰が同意したかの記録も残せます。
PROMPT / ADVICE : ダブルオプトインの実装を依頼するエージェントに「登録フォームから受け取ったアドレスに確認メールを送り、メール内のリンクが押されたときだけResendのAudienceに本登録する仕組みを作って。同意した日時も記録して」と指示すれば、確認用のトークン発行から本登録までの流れを実装してくれます。

今回のまとめ

今回ご紹介した仕組みのポイントをおさらいしましょう。
1. プログラミング不要で一発プロンプトで構築可能 URLをAIに渡すだけで、必要なファイルや接続設定をすべて自動で準備してくれます。
2. Resendによる高いメール到達率 迷惑メールになりにくい配信サービスを利用することで、読者に確実に情報が届きます。
3. AI編集長による毎朝の自動執筆・配信 手動の作業から完全に解放され、毎朝の有益なコンテンツ配信が自動で継続します。
4. 法律を守った安全な運用 配信停止リンクや送信者情報の記載を徹底し、安全にマーケティングを行いましょう。
手間をかけずにWebサイトのファンを増やし、AIとともに賢いメディアを運用していきましょう。

免責・PR表記

本記事にはアフィリエイトリンクおよびプロモーション内容が含まれる場合があります。掲載しているツールやサービスは、編集部が実際に実務で検証し有用と判断したもののみを紹介しています。

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